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zoom RSS 食品会社不祥事により、撤去、回収された製品の取扱いについて

<<   作成日時 : 2008/01/03 21:22   >>

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まったくもって、
日本の消費者の
『客となったときの、異常な強さ』!!


これをもって、『エコノミックアニマル』
と言われていることが、未だにわからないらしい。


日本人として、誇りを持っているつもりなので、
本当に、嘆かわしい。



下記は
2002年8月19日
読売新聞東京本社生活情報部へ


私が、投稿したものです。


もちろん、『うんともすんとも』言ってきませんが!


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私は菓子食品卸売業の代表者です。


食品会社不祥事により、
撤去・回収された製品の取り扱いにつき、
意見申し上げます。


弊社では、3年前より、
下記内容に準じた社内ルールで有事に対応しております。


結論


健康被害が発生する可能性がある場合は
直ちに公示して回収、無毒化して焼却。


表示義務違反の流通滞留商品は、公示した後、
正規表示シール等を貼り付け、
ディスカウントなどして自由市場に問い、
最終責任は製造者として負う。
製造者滞留在庫については『顔の見える寄付』を行なう。


理由


すべてのルールの作成基準は、
善良な消費者の価値感に基づくものでなければならない。


未だに『世界がもし100人の村だったら』
という本の訴求点を理解しないような身勝手な消費者は、
もはや『善良な消費者』の範疇には、はいらない。


『善良な消費者』にとってもっとも恐ろしいのは、
一般知識を以ってしても、
不具合のある食品を発見できずに、口にしてしまい、
結果、健康被害が発生することである。


知識及ばぬ子供らが口にして、
健康被害が発生する場合はそれに準ずるものだ。


しかし、
『供給側に嘘や未必の故意があること』、
『法規違反』、
『現在の常識を鑑みての管理基準の不届き』、
などだけでは、
地球環境に負担をかけ、
飢餓に苦しむ人々に思いを巡らせるとき、
不買運動以上の行動に出る消費者や消費者団体は
『罪』なことしていると言わざるを得ない。


もちろん、
『善良な消費者』にとっても不快ではあるけれど。


食品衛生法にしても、
不衛生食品と、
使用量的に認められない量の指定添加物混入、ないしは、
使用の認められていない物質の混入の場合、
状況を判断して回収対象とすることができる、
とするだけのものである。


他の国と違う安全基準であることは大いに結構。
日本の安全基準は実に細やかで、
蛋白質への添加物と炭水化物への添加物で規制が違うなど、
供給者にとっては煩わしいかもしれないが、
消費者が少しでも添加物を口にせず、かつ、
病気にもならずに済むように配慮されている。


立派なことだ。


ただし『フェロシアン化物』の規制緩和
(貴紙夕刊2002年7月12日記載)のような、
なし崩しがまかり通るのならば、
法律の運用が社会にどう影響するかを読めない役人の面子で、
回収命令(先般の香料問題がこれだ)など出していただきたくない。


健康被害が発生することが予想される場合と
そうでない場合に明確に分けるべきだ。


健康被害が発生することが予想される場合なら、
流通業も含めて、業界全体が速やかに消費者のために動くべきだ。
その際、誰に過失があるかは関係ない。


そうでない場合に、
地球環境に大きな負担をかけて速やかに回収する必然性はない。


日本の消費者は、
納得して買う権利と、
納得できなければ買わない権利を行使できる環境
にあるのだから。


どこかに寄付をすると、
その後まで責任を負えないとあったが、
寄付をするなら、
責任を持って、寄付する側と寄付される側が顔をつきあわせて、
その食品が、人を含めた生物の糧となるのを
きちんと見届けなければならない位のルールがあってよい。


感謝される寄付をしなければならない。


小切手外交は愚だ。


健康被害が発生しない事件に関わる流通滞留在庫については、
製造者は、姿勢を正して、過ちを直し、
その行方を自由市場に問い、最終責任は製造者として負う。


製造者滞留在庫については『顔の見える寄付』を行なう。


髪の毛や小さな虫などの混入やカビの発生など、
無菌室でなければ製造できないような精度を
消費者は食品製造に求めるべきでない。


『善良な消費者』は製造物責任法により
きちんと守られているのだから。


何を考えるにも、有効数字の概念が必要だ。
ただ細かければいいという考えは間違えだ。


細かいことができていれば、
大きなことは、もちろん、きちんとしているというのは、
希望的推量に過ぎない。


むしろ、有効数字の概念のないほど細かい業者は
『智慧不足の消費者』相手の、悪徳業者の確率が増す。


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読売新聞東京本社生活情報部は、その後、
『うんともすんとも』言ってきませんが、


東京都の『回収報告条例』の中の
表示義務違反の製品への対応で、
上記意見が、導入され、
『条例』に反映されたことを知る人は、
私の知己数人と、私のブログやメルマガの読者様だけです。
民間人では。


『東京都』と、かけあったのは『私』です。


自慢話になっちゃた (*^-^*)




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零細企業の社長の私。
社会を『力』じゃ、渡れない。
法と正義を引っさげて、
渡ってみせよう、世の中を!

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